2026.1.7 ほぼ解決しました。
問題はトークン数でした。詳しくはこちら
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今までLoraの強度について、あまり深く考えずにいました。
「指が崩れるのは宿命。プロンプトや指の崩れを抑えてくれるLoraを使ったりするの!」
という考えでした。
でもね。。なんとかしたいよね!
AIに聴いてみました。
指が6本以上になる原因(技術的に短く)
- LoRA の強度が高すぎる
→ 手の形状まで上書きして破綻しやすい
- illustrious の学習データに手のバリエーションが多い
→ “手の形” が安定しない
- ネガティブが弱い
→ 手指の制御が効かない
- 解像度が高すぎる or 低すぎる
→ 形状が破綻しやすい
なのだそうです。
<<具体的な対策は>>
1. LoRA の weight を下げる(最重要)
illustrious は強めに効くので、
<lora:illustrious:0.6> 〜 0.75 が安定域。
0.8 以上は指が暴走しやすい。
2. ネガティブプロンプトを強化
以下は A1111 で実際に効果が高い “指制御セット”:
extra fingers, extra digit, extra hand, mutated hands, malformed hands,
bad hands, missing fingers, fused fingers, long fingers, deformed fingers,
bad anatomy, wrong anatomy
特に extra fingers / fused fingers / mutated hands の3つが効く。
3. Hires.fix を使う場合は upscaler を変える
Hires.fix を使うなら:
- Latent → 指が壊れやすい
- R-ESRGAN 4x+ → 比較的安定
- 4x-UltraSharp → 手の形が崩れにくい
Hires.fix の denoise strength は 0.35〜0.45
0.5 を超えると指が増えやすい。
4. illustrious を別の LoRA と併用しない
特に “手を描く LoRA” と併用すると破綻率が跳ね上がる。
5. CFG scale を下げる
CFG が高いと “指の増殖” が起きやすい。
- CFG 4.5〜6.5 が安定域
- 7 以上は破綻しやすい
なのだそうです。
で 試しにプロットで検証すると、weightが0.7付近での破綻が極端に少なくなりました。

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LoRA Block Weight(LoRA階層別適用)の適用を試してみる
<lora:名前:0.65:1:lbw=1,0.2,0.2,0.5,0.6,0.6,0.6,0.5,0.3,0.1,0,0,0,0.6,0.7,0.7,0.5,0,0,0,0,0,0,0,0,0>
- <lora:名前:weight:clip_skip:lbw=…> の標準構文に合わせてある
- weight は 0.65(illustrious の安定域)
- clip_skip は 1(必要に応じて変えてOK)
lbw の配列は指の暴走を抑える最適カーブ(絶対じゃないのです)
この lbw カーブの効果(要点)
- 中間層(3〜7)を0.5〜0.6に抑えて指の暴走を防止
- 高層(13〜16)は0.6〜0.7でスタイル維持
- 低層と後半層は弱めて形状破綻を抑制
- illustrious の “強すぎる癖” を抑えつつ、絵柄はしっかり残る
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服装系LoRAとの組み合わせ
服装系LoRAは 指LoRA以上に破綻を誘発しやすい“危険枠” なので、扱い方にいくつか重要なポイントがある。
特に illustrious + 服装LoRA の組み合わせは暴れやすいから、ここを押さえておくと安定度が一気に上がる。
1. 服装LoRAは「形状」を強く上書きするタイプが多い
服装LoRAは、
- 布の形
- シワ
- 体のライン
- 手の位置
- ポーズ
まで強く書き換える傾向がある。
つまり 手・指の破綻が起きやすい。
対策
- weight を 0.5〜0.7 に抑える
- lbw を併用して 中間層を弱める
2. 服装LoRAは“構図依存”が強い
服装LoRAは、学習データの構図に引っ張られる。
例:
- バストアップ中心で学習 → 全身で破綻
- 全身中心で学習 → バストアップで破綻
- 手が写ってない学習 → 手が暴走
対策
- 服装LoRAは 学習構図に近い距離で使う
- 全身LoRAなら全身構図
- バストアップLoRAなら胸上構図
3. 服装LoRAは“複数併用”で破綻率が跳ね上がる
服装LoRA × 服装LoRA
服装LoRA × スタイルLoRA
服装LoRA × 顔LoRA
などを重ねると、
U-Net の中間層が衝突して指が増える。
対策
- 服装LoRAは 1つだけ使うのが基本
- どうしても併用したい場合は
→ 服装LoRA 0.5
→ 顔LoRA 0.4
→ スタイルLoRA 0.3
くらいに抑える
4. 服装LoRAは“ネガティブ”を強めないと暴走する
服装LoRAは布の形状を強く書き換えるため、
手・指・腕の破綻が起きやすい。
extra fingers, extra digit, fused fingers, mutated hands,
bad hands, malformed hands, wrong anatomy
5. 服装LoRAは Hires.fix で壊れやすい
特に
- Latent
- denoise 0.5以上
は破綻率が高い。
対策
- upscaler:4x-UltraSharp or R-ESRGAN 4x+
- denoise:0.35〜0.45
- Latent は避ける
6. lbw を使うと服装LoRAは劇的に安定する
服装LoRAは中間層(3〜7)が暴れやすいので、
そこを弱めると破綻が激減する。
服装LoRA用の安定 lbw カーブ(汎用)
lbw=
1,0.2,0.2,
0.4,0.5,0.5,0.5,0.4,
0.3,0.1,0,0,0,
0.5,0.6,0.6,0.4,
0,0,0,0,0,0,0,0,0
illustrious と併用するなら特に効果が大きい。
7. 服装LoRAは“色指定”が衝突しやすい
服装LoRAは色も学習していることが多いので、
プロンプトで色を強く指定すると破綻する。
例
- LoRA が「黒い服」学習
- プロンプトで「白い服」指定
→ 指・腕・布が破綻
対策
- 色指定は弱めに
- どうしても変えたい場合は
→ weight を 0.5 以下に下げる
(結論)
服装LoRAは
中間層が暴れやすい → 指が増える
という構造があるので、
- weight を下げる
- lbw で中間層を弱める
- Hires.fix を慎重に使う
- 色指定を弱める
- LoRA の併用を減らす
この5つを守ると安定する。
A1111 でそのまま使える服装LoRA用 lbw サンプル(ほんとかな??)
<lora:ClothesLoraName:0.6:1:lbw=1,0.2,0.2,0.4,0.5,0.5,0.5,0.4,0.3,0.1,0,0,0,0.5,0.6,0.6,0.4,0,0,0,0,0,0,0,0,0>
説明
- ClothesLoraName → 使う服装LoRAのファイル名に置き換える
- weight は 0.6(服装LoRAは強く効きやすいので控えめ)
- clip_skip は 1(必要なら2でもOK)
この lbw カーブが服装LoRAに効く理由
- 中間層(3〜7)を弱めて布の暴走を抑える
- 高層(13〜16)はスタイル維持のため少し強め
- 低層と後半層は弱めて形状破綻を防ぐ
- 手・指・腕の破綻が大幅に減る
- 服の質感はしっかり残る
illustrious と併用しても安定しやすい構成。
色々 お試しでやってみるしかないのかなぁ。。
